2015/05/06 08:00

貝殻を磨くとピカピカ光るのを知っていますか?




サザエやアワビなどの内側が光っているのはご存じだと思います。
工芸品やアクセサリーにも使われていますね!

でも、海で拾った普通の貝殻の表面も磨くと輝くんですよ!
心を込めてコツコツと行う作業ですが…はまると楽しいです!!
精神統一にもなりますよ(*^-^*)

自己流ではありますが、私の貝殻磨き~ペンダントの仕上がりまでをお伝えします。

●まずは貝殻選び

こんな貝を選んでみました。
表面は汚れているしツヤもないし…ホタテ貝みたいですね。
写真にはありませんが、同じ貝殻で白っぽい貝殻も選びました。

●貝殻の縁を整える

余分なところはペンチでパキッと折ってしまいました。
ここは材質も弱いので不要な部分です。

●貝殻の縁の部分を整えながら削ります。
私はミニルーターを持っているのでこちらで削りました。

縁のギザギザを目立たせるように削りました。

ルーターは先端を取り換えることができるので、穴を開けたりするのにも便利です!
持っていると役立ちますよ。

ルーターを持っていない場合は、粗目のやすりで削ります。
縁を整えるまでは、どんなやすりでもOKです。

●貝殻を磨く
ここからは必ず耐水性のやすりを使います。

手前が荒いのがわかるでしょうか?
手前から、
・220
・360
・600
・1000
という荒さの耐水性紙やすりです。
こちらは100円ショップなどで簡単に手に入ります。
セットで売っていますよ!

●磨く手順
①耐水性の紙やすりを適当な大きさにカットする。
 10センチ幅くらいでいいと思います。
②耐水性やすりの下にひくスポンジやタオルを用意する。
 下に弾力があると貝殻全体を包み込むように磨けます。
③水を用意する。
 耐水性やすりと貝殻は常に濡れている状態で磨きます。
 コップなどに用意してもいいのですが…
 オススメなのは霧吹きです。
 コップなどでは周りもびしょびしょになってしまいますが、霧吹きは手軽にシュッシュ!とできて便利です。


●あとはとにかく磨く!
 荒い耐水性やすりから、だんだんと細かいやすりに変えながら輝くまで磨いていきます。


と・・・
ここで問題発生(;^ω^)
赤いほうの貝殻を磨いていくうちに傷が出てきました。。。
自然のままの貝殻なので、こういうこともあります(-_-;)

磨くほどに傷が大きくなってきたため、とりあえず赤い貝殻は諦めました。
でも、
あえて傷を生かして作り上げる!
思い切って割ってしまって、破片を磨く!
なんて手もあります。

私は、2枚磨いていたので、今回は白い方を仕上げます。

とにかく、水をシュッシュとかけながら磨くのです!
水が白い石灰のようになっていきます。
磨けている証拠です(*^-^*)

いかがでしょう?
磨いた貝殻と、磨いていない似たような貝殻を並べてみました。
違いがわかりますか?

もっともっと磨いてもいいのですが、私はここで終了。
縦の筋を生かしたかったので、あえてピカピカはここまでにしました。

●穴をあける
先ほどご紹介したルーターの先端を変えて穴を開けます。

このルーターを持っていないと・・・
かなり厳しいです。
貝殻はとても固いので、手で穴をあけるのは相当の根気が必要です。
また、力づくで穴を開けようとすると絶対に割れてしまいますのでご注意を!

夏休みの宿題などでお子さんが磨く場合は、穴を開けなくても良い物に使用した方がいいかも。
例えばブローチとかヘアピンとか。
出来ればルーターを購入してあげてください!

●穴に革ひもやストラップなどを通して完成させる
私はこのような金具のアイテムがあったので…
ちょっとオシャレに仕上げようと思います。

革ひもはブラウンにしました。
出来上がりです!

いかがですか?

自然の貝殻を磨いて作るアクセサリー!
オリジナルな一品です。

今回は金具を使いましたが、革ひもだけでできる簡単結びの長さ調整可能なネックレスもあります。
やり方はまた今度お伝えしますね。


rikoyuの可愛い小物雑貨たちもどうぞよろしくお願いします(*^-^*)